サンライズ瀬戸に乗車!
はじめまして、かなたです!当ブログにお越しいただきありがとうございます。今回は、寝台特急「サンライズ瀬戸 高松行」の乗車記です。よろしくお願いします。
寝台特急 サンライズ瀬戸に乗車!
今回は2月6日 東京駅発の「寝台特急 サンライズ瀬戸」に乗車したいと思います。「サンライズ瀬戸・出雲」の車内や購入方法はこちらの記事をご覧ください。
ホーム入線から東京駅発車まで
「サンライズ瀬戸・出雲」の入線を見たかったので、出発時刻より40分早い21時20分ごろ、9番線ホームに上ると電光掲示板にはすでに「サンライズ瀬戸・出雲」の案内が表示されていました。湘南ライナーは2021年のダイヤ改正で廃止となり、特急湘南号となる予定です。
「サンライズ瀬戸・出雲」の東京駅入線時刻は乗車時は21時35分頃でしたが、ダイヤ改正後は21時25分頃に変更になったようです。9番線に品川、新橋方面から回送列車として入線してきます。また入線しても、しばらくドアは開きません。
「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」は東京~岡山駅間は併結運転しており、品川、新橋側の7両は「サンライズ瀬戸」で上野側の7両は「サンライズ出雲」です。また貫通扉が開いているので「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」は行き来が可能です。
21時40分頃にドアが開き、待ちに待った乗車です。こちらもダイヤ改正後は21時30分頃と変更になりました。本日の部屋は4号車、22番のシングルデラックスです。
この切符は3部屋しかない禁煙 A寝台 シングルデラックスということもあり、1ヶ月前の発売日に購入しました。初乗車ということもあり乗車前からワクワクです。では、乗車です。
さすがA寝台の名前にふさわしいほどの1人利用には広すぎるぐらいの個室です。通路側には洗面台とデスク、椅子があります。B寝台 シングルにはないのでありがたいです。
窓側にはベッドが備えられており、幅は1,960 mm×850 mmと広々としています。ベッドには毛布と枕、浴衣、そしてシングルデラックス乗客限定で配布されるアメニティグッズが置かれていました。
以前、記事でも紹介しましたが、アメニティの中身は上の写真の通りです。シャワーカードと歯ブラシセットが入っています。JRロゴ入り石鹸は鉄道好きの方には嬉しいですね!
ここで乗車から発車までの情報をまとめたいと思います。
- 入線時刻は9番線に21時25分頃、ドア開放時刻は21時30分頃
- 土日や繁忙期はシャワーカードがすぐ売り切れるので早めの購入がオススメ!
- シャワーカードの販売場所は3・10号車で料金は330円
東京駅発車後から高松駅到着まで
時刻も22時になり、いよいよ発車です。2021年3月13日のダイヤ改正後からは21時50分発車に変更となり、ドア開放から出発までの時間がそれぞれ10分ずつ早くなるようです。。
車内案内図が部屋にありました。トイレと洗面台が多めに設定されているので、混み合うことは少ないかと思います。では少し車内散策をしようと思います。14両もあるので端から端までの移動は結構時間がかかりそうです。
3号車のラウンジに行ってみると、いきなりシャワールームが故障…。幸い、私はA寝台利用者専用のシャワールームを利用できるので良かったですが、シャワールームの故障は結構な頻度で起きているようで、もしかしたら老朽化の影響もあるのかもしれないです。
この日はラウンジには誰もおらず、B寝台シングル、ソロ、シングルツインはいくつか空席がみられました。やはり、閑散期の平日だからということもあるのでしょうか。いつ廃止になってもおかしくないと言われていますが、ぜひ末永く走ってほしいです。
部屋に戻り、さっそくシャワールームに行ってみました。A寝台の6人のみが利用できるシャワールームって贅沢ですよね!今回は自宅で事前に入浴済みなので軽く利用しました。
アメニティグッズの中にに入っていたシャワーカードを入れて、6分間利用可能の表示が出ました。動く列車内でのシャワーはある意味新鮮な感覚ですね(笑)。
今回は少しの体験的な利用だったので1分30秒ほどしか利用しませんでした。頭や体を実際に隅々まで洗うとなると5~6分は必要になるかもしれません。また利用時はこまめにシャワーを止めることができ、水が出ていない時はカウントされません。
部屋に戻ってから、しばらく車窓を眺めていました。ちなみにコンセントですが、ベッドからかなり遠くに設置されていて、充電のために毎回起きるのが面倒なので上の写真のように延長コードを使ったほうがいいかもしれません。
シングルデラックスは照明が多いのでコントロールパネルのスイッチも色々とあります。ここで注意なのは、デスク上の照明のスイッチはコントロールパネル上にないので消灯するときは直接消しに行く必要があります。
途中、豊橋駅と米原駅で運転停車がありました。おそらく車掌・運転手交代によるものだと思います。岐阜県から滋賀県のあたりは冬の寒波の影響で積雪がみられました。静まり返った雪原の中を寝台特急が走り抜ける様子がとても幻想的でした!では、明日の朝も早いのでおやすみなさい、、、。
おはようございます。初めての寝台特急乗車ということもあり、ワクワクしすぎてなかなか眠れませんでした(笑)。6時30分ごろに岡山駅に到着ですが、到着前におはよう放送が流れました。姫路駅で下車する場合、早朝到着のため姫路駅到着のアナウンスは流れません。姫路駅下車の方は注意して下さい。
「サンライズ瀬戸」のオススメのビューポイントは海の上を走る瀬戸大橋です。特に時間が合えば朝日も見ることができます!今回は友人と一緒に乗車していたので瀬戸大橋の間は一緒に朝日を眺めましたが、曇っていたためはっきりとは見ることができませんでした。
瀬戸大橋も終わり、坂出のコンビナートが見えてくるともうそろそろ坂出駅です。坂出駅には、ちょうど通学・通勤時間ということもあり、多くの乗客がホームに立っていました。
坂出を出ると15分ほどで終点の高松です。乗車日は閑散期の平日だったので高松駅止まりでしたが、「サンライズ瀬戸」は土日、祝日に琴平まで延長運転されることもあります。今回は東京~高松駅までの9時間27分の乗車でしたが、とても快適に過ごすことができました。欲を言えばもうちょっと長く乗りたかったかなと思います。岡山で分かれた「サンライズ出雲」は乗車時間が11時間58分(ダイヤ改正後は12時間8分)なので、次はサンライズ出雲に乗りたいなと思います!
終点の高松駅に到着です。到着後は駅構内にあるうどん屋さん「連絡船うどん」できつねうどんを食べました。現在は残念ながら臨時休業をしているそうです。
最後までご覧いただきありがとうございました。「サンライズ瀬戸」おすすめです!